GetsuFumaDen: Undying Moonのレビュー
動く浮世絵の版画。筆の線、和の木版の文様、鮮やかな飛沫で際立たせた伝統的な墨のパレット。どの敵も江戸期の一枚絵から切り出したように見えるこのグラフィックの壮麗さが、このローグライクを真に動く絵巻物へと変える。
鋭い攻撃、際どい回避、多彩な武器で切り込む手応えが、読みやすく心地よいアクションローグライクを形作る。一撃ごとに揺らめく浮世絵風の表現がそれを引き立てる。各ランには切れがあり周回性も保たれるが、背景や行動パターンの繰り返しはやがて見え始める。勢いと視覚的な見応えの双方を愛するジャンル好きに薦めたい。
浮世絵のように揺らめく背景で鬼を斬る手応えは即座に心地よく、様式化された見事な暴力が一層引き立てる。多彩な武器が試行を誘い、死がすぐに前進への欲を煽り、協力プレイが共有の緊張を加える。挑戦的なローグライトと幻惑的な美が、ひと走りごとに溶け合う。
挑戦のたびにゼロから始まるが、手ぶらで終わることはない。浮世絵調のステージを抜け、武器や護符を集め、死んでは戦果を恒久強化に賢く注ぎ込む。試行ごとに少し先へ、少し強くというローグライトの約束が、しつこい「もう一度だけ潜ろう」を煽る。浮世絵の意匠と豊富な武器が、走るたびに手触りを新鮮にする。この方程式は今も鋭く効く。歯ごたえある難度とある程度の作業量が、気の短い人を遠ざけることはある。