Golden Axe IIのレビュー
続編は前作と地続きのまま線を整える。縁取りの明快になったスプライト、より細かく分解された打撃の動き、奥行きの層を増した背景。風の吹く平原、要塞、地下道といった風景は光の対比を強め、乗獣は相変わらず同じ画面で炎と氷を吐き続ける。
主題はこの系列の英雄的な色を受け継ぎつつ、音の整理はより行き届いている。粒の立った打楽器、飽和を抑えた金管、見通しのよい低音の線。書法は短い動機を変奏しながら繰り返すことを選び、動きを支えながら、自らへ注意を引こうとはしない。
原点のレシピが磨き上げられて戻ってきた。魔法は賢くなり、一気に放つか温存するかの駆け引きが効いてくる。敵の群れは厚みを増し、衝突は見やすさを保ったまま激しさを増す。二人で息を合わせ、動くものすべてを叩きのめす爽快さは相変わらず病みつきだ。短いセッションを何度でも遊び直したくなるベルトアクション。