Golden Axeのレビュー
三人の主人公が、この系列の輪郭を最初から決めてしまう。厚みのある蛮族、軽装の女戦士、斧を担ぐ小人。乗獣は横に何区画も跨いで炎や氷を吐き、巨大な亀の背、飛ぶ鷲、燃える村といった背景は層を分けて流れ、場面ごとに広がりを与えている。
書法が頼るのは、はっきりした打楽器と、管弦楽を経ずに叙事詩を喚起する旋法的な動機だ。前に出た太鼓、短く繰り返される旋律、強拍に置かれた合成音の金管。地図の場面のより遅い一曲は場面と場面のあいだの息継ぎとなり、長く記憶に残ってきた。
斧を握れば、ためらいなく泥臭いヒロイック・ファンタジーへ飛び込める。一撃一撃に確かな重みが宿る世界だ。火を吐く魔獣にまたがり、画面を覆う魔法を放てば、乱戦はそのまま見せ場へと変わる。二人で挑めば混沌は祭りとなり、次の周回への誘惑は消えない。荒々しく、ストレートで、何十年経っても即座に気持ちいい。