Gradius Collectionのレビュー
五作を並べると、絵の進化がまるごと露わになる。黒い背景に数個の点で描かれた自機から、脈打つ有機的な背景と量感のある大型敵まで。それでもモアイ像、細胞の隧道、回転する核だけは、揺るがぬ文字体系としてシリーズ全体を貫いている。
各作はそれぞれの時代の音源をそのまま保つため、この一枚は業務用機の合成音の歴史として聴ける。初期の角ばった電子音、中期の増えた発音数、最終作の標本音と生の太鼓。繰り返される主題は機材を渡り歩いて移調されながら、常に聞き分けられる。