Guardian Legend, Theのレビュー
本作は二つの姿を行き来する。見下ろしの通路を探索する機械化された主人公と、船へ姿を変えて縦スクロールの撃ち合いに臨む同じ人物。それぞれに固有の絵の扱いが用意されるが、金属の隔壁と有機的な部屋からなる巨大基地の背景は、縮尺が変わっても筋の通ったままだ。
書法は遊びの形に応じて変わる。探索には遅く広がりのある主題、撃ち合いには速く脈打つ動機。この交代が本作に珍しい呼吸を与える。通路の楽曲は孤独を敷き、対決の瞬間はそれを毎回同じやり方で、荒々しく断ち切ってみせる。