Guitar Hero IIのレビュー
美術は、会場の本物の段階を築く。第一作が素っ気ないままだったところを、この続編はプレイヤーを、小さな酒場から大きな舞台へと登らせ、場ごとに固有の照明と観客で描き直す。何より、類型的なアバターの顔ぶれが現れる。刺青のロッカー、パンクの娘、メタル野郎、音符の棹の後ろで頭を振る原型の輪郭。
ギターの神々への讃歌たる本作は、あの名高いプラスチック製ギターでかき鳴らす、ロックとメタルの名曲の奔流を繰り広げる。伝説的なリフから狂熱のソロまで、どの曲も、より大きく、より速く弾きたい衝動を奮い立たせる。この伝染する電撃的な熱量が、速弾きを茶の間の現象に変えた。
続編は公式を磨き、より気前のよいセットリストと、各自がパートを担う痛快な協力モードで、レパートリーを一気に広げる。グルーヴをつかみ、音符をつなぎ、倍率を発動する楽しさは、相変わらず即座で病みつきだ。より豊かに、より楽しく、テンポも良く。本機におけるジャンル最高傑作としばしば称される。
ネックを駆け下りる色とりどりのノーツを、リズムぴったりにストロークで繋いでいく——本物のソロを弾いている高揚した錯覚が宿り、曲を制覇しようと弾き直したい衝動が尽きない。スター、スコア、新曲がセットリストを更新し続ける。パターンの反復とプラスチック製ギターは限界を見せるが、このステージの興奮は猛烈に伝染する。