Gunstar Heroesのレビュー
トレジャーによる爆発的なドット絵、巨大なスプライト、エフェクトで埋め尽くされた画面──2Dアクションが、めまいを誘うグラフィックの密度に達する。ボスの創意と混沌の見やすさが、稀なる冴えとともに同居する。この手描きの妙技は、色褪せぬラン&ガンの頂と称される。
疾走し過剰なほどの半沢紀夫の音楽は、あふれんばかりの熱量で、このトレジャーのラン&ガンの歓喜の混沌に寄り添う。尖って心躍る主題が、片時も緩むことなくアクションを煽る。撃ちまくりのために削り出されたこのチップチューンの生気は、いまも本機屈指の爽快さを誇る。
四つの武器のうち二つを組み合わせて新たな一挺を生み出す仕組みは稀有な戦術の幅を開き、各ステージは規則を作り替える――暴走するトロッコ、巨大なすごろく、空中戦と。きらびやかなアニメーションに支えられたこの絶え間ない創意が、心躍るラン&ガンを生む。その多彩さとアクションの手応えは、数十年を経ても輝きを少しも失っていない。
タイトル画面からして、決して手を緩めないラン&ガンのみなぎるエネルギーが伝わってくる。武器を組み合わせれば痛快なスタイルの幅が広がり、規格外のボスたちは視覚的な一撃を次々と繰り出す。二人で挑めば混沌はめまいがするほどの高みへ達し、大らかで陶酔的だ。トレジャーの職人技を示す一本は、今なお狂おしいほど壮観である。
二つの武器を組み合わせて自分のスタイルを作り、弾幕をかいくぐって桁外れのボスを打ち倒すと、画面ごとに興奮と発見が連なる。状況の多彩さと、あらゆる武器を試したい衝動が、すぐに次のステージへと駆り立てる。猛烈なテンポは消耗を誘うが、手元にあふれるこのアイデアの奔流は、いつまでも痛快なアクションの頂点であり続ける。
トレジャーが放つ花火のような一作は、アイデアの洪水でプレイヤーを圧倒する。武器の組み合わせ、規格外のボス、絶えず趣を変える場面が、反射神経と途切れぬ適応を要求する。ショットの型を選び、画面の混沌を読むことが勝負を分ける。激しくも決して理不尽ではなく、大盤振る舞いと厳しさを両立させ、16ビットアクションの頂点の一つに数えられる。