Gyakuten Saiban 123 - Naruhodo Selectionのレビュー
元の決め姿勢は、手を加えずに描き直されている。人物ごとの枚数も、間の取り方も、腕を突き出す動きも額に手を当てる仕草もそのままに、すべてが高精細で引き直され、輪郭は澄み、塗りは整う。法廷はいくつかの固定した画角に切り詰められ、角度が変わることはない。だから表情の負担はすべて、この動きに委ねられる。
登場人物はそれぞれ自分の主題に乗って現れる。検事は高慢な弦とともに、証人は滑稽な小曲とともに、友人は柔らかな旋律とともに。だから姿を見る前に、耳で誰が来たかが分かる。反撃の曲は、告発が崩れていくにつれて段階的に速まり、それが鳴りはじめること自体が、ようやく何かを掴んだという確証になる。
成歩堂龍一の初期の事件を一堂に集めたこの作品集は、本シリーズがなぜ推理ものに足跡を刻んだのかを思い起こさせる。芝居がかったどんでん返し、辛辣なユーモア、忘れがたい証人たちが、どの裁判をも小さな劇場に変える。機知に富み気前のよいこの筆致は、その切れ味をいまも失っていない。
成歩堂龍一の最初の三つの裁判をまとめた本作は、解きほぐすべき捜査と弁論の、たっぷりとしたマラソンを差し出す。矛盾を見抜き、現場を調べ、証人を追い詰めることが、読み物としての時間を非常に長く引き延ばす。陰謀に満ちたこのリマスター集が、法廷アドベンチャー好きが味わう寿命をもたらす。