House of the Dead 2, Theのレビュー
セガのガンシューティング、ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2は、開き直ったB級ホラーの美学を広げる。ゾンビに侵された港町、下水道、洋館、3Dで造形された奇怪な化け物たち。夜の空気、大げさな声の演技、巨大なボスが、けばけばしくも愉快な悪夢を成す。ガンシューの大見世物に向けた、大盤振る舞いの美術。
ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2の楽曲は、張り詰めたホラーロックと大仰な管弦楽を交互に響かせ、轟くようなボス曲で区切る。神経質な弦、劇的なブラス、打ちつける打楽器が、レール上の射撃と群れの襲来の律動に寄り添う。演劇的で大げさな音楽が、本作の愉快な過剰さと完璧に噛み合う。
銃を手に、四方から湧き出るゾンビの悪夢を、引き金に指をかけたまま進んでいく——正確に狙い、絶妙な瞬間にリロードすることが、いつしか体に染みつく。二人での協力のスリルが、撃ち合いの密度を何倍にも高める。切れ味よく、ボスも豊富で、たまらなくキッチュ。本機のガンシューの定番だ。