Infamous 2のレビュー
高みから探索する街、電撃のひらめき、都市の光──本作は、痺れるようなヒーローのために、リアリズムとコミックの味わいを混ぜ合わせる。能力の演出と背景の一貫性が、心躍る垂直の遊び場をつくる。躍動的で丁寧なこの視覚演出が、ヒーローの砂場に活気を与える。
尖ったオーケストラとエレキのロックを織り交ぜ、音楽が、奮い立たせる都市の熱量で、コールの雷撃の力を抱きとめる。どの対決も、主人公の道徳的な選択を際立たせながら、痺れるような緊張に脈打つ。躍動的で丁寧なこの音の個性が、作品の過剰なまでのアクションを壮大に彩る。
続編は、能力の幅を広げ、より広大な街を展開する——電撃の曲芸と派手な戦いを、いっそう滑らかにつないでいく。自由な移動と強化の喜びはそのままに、丁寧な作り込みがそれを昇華する。切れ味鋭く気前がよく、粋。移動と破壊の歓喜を、さらに推し進めたヒーローのオープンワールドだ。
ケーブルを滑りながら新たな街を巡り、ますます壮観な力を解き放つ行為が、各区画を片付けて一段先へ進みたい欲を煽る。カルマを形づくり、武器を増やすことが各行動に報いる。開けた構造は見慣れているが、移動の滑らかさと強大化が、置きがたい手応えを保つ。
緑あふれるニューマレーは爽快な縦の探索を誘い、各地区にはエネルギー片や掃討すべき脅威が散らばる。カルマ選択で氷か炎の力が分かれ、もう一つの結末を見るには二周目が要る。UGCのミッション制作機能が本編の先まで遊びを広げる。