Kameo - Elements of Powerのレビュー
変身のたびに材質が変わる。関節から溶岩が覗く岩の生き物、蔓が解けていく蔦の植物、霜の跡を残す半透明の氷の存在。淡い色の小柄な妖精である主人公との対比が、変身のたびに寸法と質感の落差を一瞬で見せる。
本体と同時に発売された一作として、この作品は実演の交響楽団と合唱を手にする。主題は人物ではなく王国に割り当てられ、トロルには城塞の金管、妖精の地には弦と竪琴、洞窟には打楽器が与えられる。数百体が現れる会戦の場面だけが、全体で唯一の本当に重厚な楽曲を受け取る。