Ketsui - Kizuna Jigoku-tachi Extraのレビュー
美術は、得点の仕組みを目の前に置く。至近で敵を撃つと、金の勲章が船へ向かって噴き出し、極限の危険を冒したことへの視覚の褒賞となる。接触へ潜るにつれ、画面はこの価値の輝きで覆われる。真の見世物は破壊ではなく、それが放つ点数の飛沫であり、際どいすれ違いのたびに、その稼ぎが画面を彩る。
音楽は、倍率の緊張を追う。至近の連打が続くにつれ神経質な脈動が上がり、段位を得るたびに高い音色が刻まれ、連鎖が切れると乾いた断絶が伴う。慎重さへの音の制裁だ。音楽は貪欲を報い、退却を罰する。耳は、画面で読む前に、得点の計器が上るか崩れるかを感じる。
ケイブによる純然たる弾幕で、コンマ一秒が命取りとなる弾の幕で画面を覆い尽くす。攻めの連鎖システムの習熟、敵すれすれの立ち回り、常軌を逸した密度の弾幕の読みが、初心者と達人を分かつ。一切妥協しないが理詰めで筋が通り、スコアラーにとっての聖杯であり、パターン系シューティングの頂点の一つであり続けている。