Killzone Trilogyのレビュー
金属的な色合いの未来戦争、灰色の光、ブルータリズムの建築──FPSが、息をのむ一貫性のディストピアをつくる。背景の密度と大気の演出が、息詰まる没入を強める。暗く丁寧なこの視覚演出は、本機の技術の見せ場であった。
ヨリス・デ・マンの手による音楽が、勇壮なオーケストラと張りつめたエレクトロを織り交ぜ、総力戦の未来を彩る。どの突撃も、戦場の苛烈さを際立たせながら、威嚇的な強度に脈打つ。力強く映画的なこの音の広がりが、シリーズの戦いの気概を壮大に彩る。
三部作を束ねたこの箱は、無垢な陣営のいない戦争の弧をまるごと読ませる。ヴィサリの防衛的な民族主義から相互の激化まで、サーガは侵略と報復がいかに互いを養うかを綴る。一続きに遊べば、英雄的な叙事詩というより、いかなる勝者もゆるめられない歯車の記録として立ち現れる。
シリーズの代表的な三作を一つの媒体にまとめ、内臓を抉るような戦争、濃密な銃撃戦、切れ味鋭い多人数戦の何十時間もを差し出す。作品を行き来し、あの特徴的な重みの感覚を再び味わう快感が、絶え間なく続く。豊かで気前がよく、技術的にも見事。印象深いFPSシリーズを丸ごと体験する理想の詰め合わせだ。