King of Dragonsのレビュー
カプコンはこの中世の格闘活劇を、動く綴織のように扱う。深い森、跳ね橋、竜の洞窟、円天井の広間。敵はゴブリンやミノタウロス、ワイバーンと、古典的な魔物図鑑から連れてこられる。五つの職種は武器と構えだけで即座に見分けがつき、拾った装備は自機のドット絵にそのまま反映される。
音楽が借りてくるのは中世冒険映画の語法だ。面の始まりを告げる吹奏の金管、乱戦を走る速い弦、地下聖堂で鳴るオルガン。曲は短く、きれいに繋がって戻ってくる。竜との対決には、速さではなく伸ばした和音で組まれた、より重い主題が用意されている。
五人のファンタジーの英雄から選び、中世のベルトアクションで魔物の群れを一掃する——個性あふれる冒険は、殴り合いとロールプレイ風の成長を混ぜ合わせる。レベルを上げ、武器を強化し、協力で進む楽しさは倍増する。色鮮やかで切れ味よく気前がよい。大勢でこそ真価を発揮する、壮大な発散だ。