King of Fighters XIII, Theのレビュー
アートデザイン
音楽
シナリオ
並はずれて繊細な、手描きの高解像度スプライト──SNKが、格闘のドット絵を洗練の頂へと押し上げる。絹のようになめらかなアニメーションと緻密な背景が、生命と個性であふれ出す。洗練され温かなこのグラフィックの妙技が、2Dの手描きの頂点を物語る。
対戦格闘の規範たる本作は、チームごとに過剰なまでの主題を持つ、尖って洒落たレパートリーを繰り広げる。ロック、ファンク、エレクトロが絡み合い、猛烈なテンポの戦いを奮い立たせる。丁寧で心躍るこの音楽の大盤振る舞いが、SNKの音の遺産を見事に受け継ぐ。
三人の格闘家でチームを編成し、複数のパワーゲージを操る駆け引きは、単なる一対一の決闘をはるかに超えた戦略的深みをもたらす。絢爛たる2Dと高い要求度を誇る連係が、鍛錬の成果に報いる。シリーズの視覚・技術両面の頂点であり、いまも往年の格闘ゲーム愛好家を魅了するシステムの厳格さを保っている。
2D格闘の華麗さの極み——豪奢なスプライト、三対三のチーム戦、恐るべき奥深さの技術システム。華麗なコンボをつなぐ快感は即座に訪れ、習熟は何年もかけて味わえる。美しく切れ味鋭く、歯ごたえ十分。ドットの芸術を祝い、最高峰の妙技に報いる、オールドスクール対戦の頂だ。
三人チームを組み、豪奢なドット絵の上で長いコンボを磨く行為が、熟達を極めるためにラウンドを連ねたくさせる。連係を覚え、内容を解禁することがセッションを再開させる。技術の敷居の高さは初心者を拒むが、システムの奥深さと対決の激しさが、愛好家を飽きさせない対戦にしている。
HDスプライトの三十三人という陣容が、最初から覚えるべき選択肢の山を築く。ゲージ系統と難度の高い連係は、手なずけるのに何時間もの練習を要し、ストーリー・アーケード・チャレンジが上達を支える。改善されたネットコードが、今も活気ある対戦の場を保つ。