Knights of the Roundのレビュー
カプコンは成長を目に見える形にした。位が上がるたび騎士の甲冑は画面上で作り替えられ、装飾が増し、重さを増し、やがて全身板金に至る。周囲には霧の森、焼かれた村、玉座の間が並び、地面に転がる兵の多さは、この会社の格闘活劇らしい密度を保っている。
家庭用への移し替えにあたり、アーケードの楽曲はより管弦楽寄りの色をまとった。突撃を告げる吹奏の金管、攻城の場面で伸ばされる弦、斬り合いを刻む打ち込みの打楽器。円卓の主題が姿を変えて何度も戻ってくるため、全体は騎士道映画の劇伴のような佇まいを持つ。
円卓の騎士となり、攻撃をはじき、軍勢をまるごと斬り払う中世のカプコン製ベルトアクション——アーサー王の叙事詩を剣を手に生きる。ガードシステムとレベルアップが、殴り合いに本物の奥行きを加える。二人、三人なら協力が奮い立たせる。壮大で切れ味よく洒落た、心躍る騎士道の発散だ。