Krion Conquest, Theのレビュー
とんがり帽子に魔女の衣という主人公は、通り抜ける工業的な背景と鮮やかに対を成す。工場、配管、機械仕掛けの要塞。魔法の弾は暗い地の上に明るい色で描かれ、力を切り替えれば人物の体色が目に見えて変わるため、状態はその場で読み取れる。
書法は同時代の動作物の型を踏まえ、意志のはっきりした旋律とよく動く低音を用いるが、選ばれた音色はやや明るい方へ傾き、主人公の魔法という設定を思い起こさせる。面ごとに主題が置かれ、反復は何度もやり直す厳しい道行きに合わせて短く切り詰められている。