Life Forceのレビュー
本作は横と縦の巻き取りを交互に用いるが、何より目を引くのは機械の背景を生きた体内へ置き換えたことだ。肉の壁、骨、血管、面の奥で脈打つ心臓。宇宙を舞台にした射撃劇としては極めて異例のこの図像が、基地や火山といった従来型の場面と組み合わされてゆく。
グラディウスの公式を作り変えたコナミの音楽は、生体の臓腑から宇宙の広がりまで、目を見張る熱量と多彩さの電子的主題を繰り広げる。どのステージも、猛烈なアクションのために削り出された、奮い立たせる強度に脈打つ。この音の豊かさが、本作をファミコンのシューティングの頂にしている。
生きた生物の体内へと潜るこのグラディウスの派生作は、奇怪かつ危険な有機的世界で横スクロールと縦スクロールを織り交ぜる。パワーアップの管理、オプションの選択、生物的なボスの先読みが、生存とやり直しを分ける。爽快で独創的な本作は、その多彩さと持続する手応えでシューティング愛好者を魅了した。