Live A Liveのレビュー
HD-2D技法が、忘れられたスクウェアの名作を輝かせる。再構築されたピクセルスプライト、ボリューメトリックな光、驚くほど奥行きのあるミニチュア背景。章ごとに時代を渡るこの視覚的再生が、幾世代に散った物語を昇華させる。
下村陽子はここで、渡り歩く七つの時代を映すように多彩な様式を広げる。砂塵の西部劇、未来的な空気、原始の打楽器、そして胸を打つ気高さの主題。各章が固有の音の個性を持ち、「MEGALOMANIA」はJRPG戦闘曲の指標となった。リメイクはこの先見的な楽曲群をさらに輝かせる。
七つの時代、七人の主人公、古代日本から西部開拓時代まで。それらを結ぶ糸は、最後の最後でしか見えてこない。この大胆な選集はJRPGの約束事を弄び、最終章は全てを組み替える転回を用意する。カルト的支持も納得だ。
封建時代の日本から遠い未来まで、まったく異なる時代の七つのシナリオが、それぞれ独自のルールを持つ。それらを結ぶ最終章の前から、その振れ幅はすでに大きい。戦闘スタイルは様変わりし、秘密は至る所に潜み、結末は忍耐に報いる。当時としては大胆なこのアンソロジー構造こそ、絶賛された復活を十分に裏づける。