Lollipop Chainsawのレビュー
甘く弾けるポップとカートゥーンのゴア──けばけばしい色、ラメの虹、グロテスクなゾンビが、須田剛一らしいいかれた世界をつくる。色とりどりのキッチュと、あえての惨殺の対比が、抗いがたい個性を与える。生き生きと荒れ狂うこの視覚演出が、殺戮を痛快なグラフィックの祝祭へと変える。
チアリーダーがチェーンソーでゾンビの群れを切り刻む、いかれたベルトアクション——けばけばしい色、下品なユーモア、ラメの奔流の中で。完全に開き直った語り口と切れ味鋭いアクションが、即座で心躍る発散をもたらす。色鮮やかで愉快、猛烈に粋。その奇抜さを堂々と引き受け、殺戮を抗いがたいポップな見世物に変えるアクションだ。