Lunar 2 - Eternal Blueのレビュー
再び岩垂徳行の手による続編は、CDという媒体に支えられ、より広やかな主題と胸を打つボーカル曲を繰り広げる。音楽は、稀有なやさしさと荘厳さで、ヒイロとルーシアの運命に寄り添う。CD時代のJ-RPGの頂たるこの旋律の豊かさは、冒険のあらゆる瞬間に心を打つ。
空から落ちてきた謎めいた少女を救うため、辺境の地の少年が、世界を滅ぼさんとする神に立ち向かう。前作よりも広大で胸を打つこの続編は、信仰、犠牲、そして愛を、稀なる気前のよさで織り上げる。アニメーションの場面と音楽に昇華されたそれは、CD-ROMのRPG屈指の頂であり続ける。
愛着のわく登場人物に導かれ、町もダンジョンも動くイベントもすべてが続きを知りたい気持ちを呼び起こす――そんな冒険を進めるうちに、穏やかでありながら引き込む手応えが生まれる。仲間を育て、物語をひもとくことが、根気に報いる。戦闘はオーソドックスだが、温かみのある文章と壮大な気概が結末まで離さない。
謎めいたルーシアとの出会いへ向かうヒロを追うことは、登場人物と起伏に富んだ長い冒険に支えられたJRPGを繰り広げる。練り込まれた本筋、探るべきダンジョン、数多くのイベントシーンが、数十時間を養う。ファンに称えられるこの物語の豊かさが、RPG好きが育てる寿命を差し出す。