Lunar - Eternal Blueのレビュー
再び岩垂徳行の手による続編は、CDという媒体に支えられ、より広やかな主題と胸を打つボーカル曲を繰り広げる。音楽は、稀有なやさしさと荘厳さで、ヒイロとルーシアの運命に寄り添う。CD時代のJ-RPGの頂たるこの旋律の豊かさは、冒険のあらゆる瞬間に心を打つ。
空から落ちてきた謎めいた少女を救うため、辺境の地の少年が、世界を滅ぼさんとする神に立ち向かう。前作よりも広大で胸を打つこの続編は、信仰、犠牲、そして愛を、稀なる気前のよさで織り上げる。アニメーションの場面と音楽に昇華されたそれは、CD-ROMのRPG屈指の頂であり続ける。
豊かな物語を読み進め、仲間が呪文とレベルを得て次のダンジョンを越えていく——その積み重ねが、いつも「次の場面まで」と先を急がせる。ターン制の戦闘、丁寧な台詞、見つけ出す秘密が、報酬と新事実を次々につないでいく。行き来やランダムエンカウントはやや重いが、物語のぬくもりは長く心をつかんで離さない。
ヒイロとルーシアに寄り添い、ゾファーへ挑む旅は、壮大な物語と心ひかれる登場人物に支えられた長いJRPGを描き、CD媒体のアニメーションとボイスがそれを際立たせる。たっぷりとした本筋は、ダンジョンと戦闘を経ながら、急がずに味わうものだ。ルナならではのこの物語の濃密さが、日本のRPG好きの長い愛着を生んでいる。