Magician Lordのレビュー
主人公は竜、侍、水の精、妖精、魔道士、忍者という六つの完全な姿を持ち、そのいずれもが色替えではなく一から描き起こされている。この時代の作品としては相当な描画量だ。世界観は古い恐怖へ傾く。沈んだ神殿、触手を持つ生き物、動き出す石像。すべてが茶と病んだ緑の色調に収められている。
楽譜は、同時代の動きの作品がめったに踏み込まない威嚇の語法を採る。不協和のまま伸ばされる和音、重い打楽器、決して解決しない旋律。面ごとの見分けは、音量を落として繰り返される短い型によって示され、ディスク版では長い残響が洞窟にいる感覚をいっそう強める。