Mario BrosのNES移植のWorld版で、単一国市場でなく複数地域流通を想定。厳密なPAL版と違い裸ソフト相場は格段に低く流通の広さを示すが、完品の箱は確かな価値を保つ。国際的にありふれたソフトと、求められる箱入りという二面性が、シリーズ原点の名作で際立つ。
Mario Bros.は2026年でも遊ぶ価値がある?
Mario Bros.は、任天堂の礎たるアーケードをNESに移植した作品で、マリオとルイージがニューヨークの下水道で敵を下から突き上げてひっくり返し蹴り出す。単純な発想、競争にも協力にもなる二人プレイ、歴史的な趣が、デュオの原点たる色あせない古典を生む。一画面の反復と進行の不在に年代が出る。レトロアーケードとマリオの歴史を好む人には、二人では今も楽しいが一人では限られた博物館的一品だ。