Mario & Luigi - Bowser's Inside Story + Bowser Jr.'s Journeyのレビュー
もっとも強い着想は、体そのものを舞台にすることである。体内の面は筋と組織の洞窟として描かれ、縞の入った桃色の壁、廊下の役を果たす色つきの管、広間の代わりとなる空気の袋、そして記念碑のような目印として扱われる臓器が並ぶ。それでも驚くほど読みやすいのは、体の系統ごとに支配色が割り当てられているからだ。
二つの音の尺度が絶えず入れ替わる。巨躯は低い金管と重い打楽器、そしてその質量を伝える遅い拍で進み、小さな二人の兄弟はすかさず、木管と撥弦鍵盤による速く高い、ほとんど痩せた主題を立ち上げる。物語は数分ごとに一方から他方へ移るので、音楽は絶えず倍率を切り替えているような効果を保ち続ける。
地上のマリオ兄弟と、自らの体内にいるクッパを切り替え、コンマ単位のタイミングで攻撃を合わせ、二人がかりで謎を解く。突拍子もない発想のたびに笑みがこぼれるアクションRPGだ。タイミング重視の戦闘とユーモアが先へと進ませる。テンポがやや間延びする場面もあるが、絶え間ない創意工夫が最後まで引き込んでいく。
クッパの体内を探索しながら、外では当のクッパを操るという二面構成が、ユーモアと創意に富んだ冒険を生む。長い本筋に、新規のクッパJr.のモードが加わり、内容を確かに引き延ばす。このユーモア、テンポ、そして上積みされた内容が、RPG好きに愛されるこのリメイクの寛大な長さを説明している。