Monster Hunter 3 Ultimateのレビュー
生き物はまず、敵である前に実在しそうな動物として設計される。筋の通った骨格、捕食者あるいは草食獣らしい佇まい、打たれた箇所に現れて歩き方まで変える傷。狩り場も同じ博物学の理屈に従い、沼、凍土、海底が並ぶ。そこには狩りとは無関係に暮らす小さな生き物たちがいる。
楽譜は管弦楽で書かれ、段階として働く。拠点には穏やかな主題、探索にはほとんど旋律のない環境音、そして大型の生き物が現れた瞬間に、金管と合唱を伴う一曲がまるごと始まり、狩りが終わるまでその個体に結びついたまま鳴り続ける。この切り分けによって、音楽は画面表示と同じだけ信頼できる状態の指標になる。
巨大な獣を追い、弱点を突き、亡骸を剥ぎ取ってより良い装備を鍛える――その狩りと戦利品のループは、恐ろしく引き込む。希少な素材の一つひとつが武器や防具を開き、それが次の獲物を射程に入れ、すぐにまた出発させる。素材集めは骨が折れ操作も古いが、この強化の積み重ねは深く人を捉えて離さない。
獣を追い、素材を剥ぎ取り、理想の武器を鍛え、より手強い相手へ再び挑む。この終わりなき強化の輪こそジャンルの核心だ。どの生態系にも獲物があふれ、協力プレイが果てしない狩りを織り、武器群はすべての習熟を誘う。厳しくも気前のよい先駆者として、ハンターの間で報われるマラソンの風格を保つ。