Monster Hunter 3Gのレビュー
画作りのすべてが、数センチの画面のために計算し直されている。生き物の輪郭は太くされ、弱い部位はより際立つ色を与えられ、画面表示の目印は大きくされ、背景は細部を捨てて対比を取る。初めて触れる者には見えないこの適応の仕事は、同じ獣を据置機の版と並べたとたん、はっきりと目に飛び込んでくる。
咆哮は音楽の要素として扱われている。どの叫びも決まった高さに調律され、強拍に落ちるよう置かれるので、身を起こす獣は拍子を壊すのではなく区切ることになる。金管はその直前に退いて空白をつくり、獣がそこを埋める。効果音と楽譜のこの協働は、あまりに自然なのでほとんど気づかれない。
巨大な怪物を追い、その予備動作を見極め、討伐した素材からより強い装備を打つ。勝利のたびにいっそう手強い標的が現れる、狩りと生産の輪が回り始める。武器を煮詰め、完璧な装備一式を目指すうちに、また狩り場へと足が向く。素材集めや序盤の硬さはとっつきにくいが、腕が磨かれていく手応えと狩りのスリルが絶え間なく引き込んでいく。
巨大な生き物を狩り、その亡骸から武具を打ち出すことが、はっきりした終わりを持たない狩りのループを生む。装備を強化し、ハンターの位を上げ、仲間と狩りに出る時間は数百時間に及ぶ。次なるモンスターへと誘い続けるこの引力、モンスターハンターの証こそが、狩人が飽くことなく育てる寿命の礎となる。