Monster Hunter Freedom 2のレビュー
カプコンは狩場ごとに、草木から雲までを含む色の規約を定める。砂漠は昼に露出過多の白へ、夜には氷の青へ転じ、沼地は苔と緑の靄を積み重ね、森は木漏れ日の筋で遊ぶ。その土地は最初の咆哮より前に、主調色だけで見分けられる。
すべてを率いるのは打楽器である。裏拍で叩かれる太鼓、木の胴の鼓、抑えられた鉦が、獣が現れる前から巻き狩りの拍を据える。金管が入るのは対峙の瞬間だけで、短い譜が繰り返される。英雄の主題というより、勢子の合図に近い。
巨大なモンスターを追い詰め、その亡骸を剥ぎ取り、より良い装備を鍛える流れが、携帯機で最も惹き込まれる狩りのループを築く。レアな素材ひとつが常に「あと一回」を正当化する。準備、共闘、攻撃パターンの習得が目標と報酬を繋いでいく。farming は厳しく時間を食うが、着実に上がる熟練度が圧倒的な引力を保つ。
ますます巨大な怪物を狩ることは、新たな獣、武器、区域で形式を広げる。思いどおりの武具を作り、手強い獲物を仕留め、マルチで協力する時間は、数百時間に及ぶ。シリーズの節目たるこの奥深い狩りのループが、モンハンの虜が大切にする長寿命を支えている。