Monster Hunter Portable 2nd Gのレビュー
描画の力が最も注がれるのは、攻撃に先立つ構えである。獣は身を沈め、地面を掻き、片翼を畳み、首を回す。その一つ一つが特定の一撃を予告する。カプコンは動画枚数を数枚余分に払ってでも魔物を読ませることを選び、狩りの成否はまさにそこで決まる。
依頼の終わりは戦いと同じだけの重みを持つ。ほんの数秒の、せり上がる金管の終止形が、拠点へ戻るたびに迎えてくれる。繰り返されるうちに、それは記憶へ焼き付く。周囲の地域曲が一定の脈を保つからこそ、この小さな吹奏はいっそう待ち遠しくなる。
膨大なモンスター図鑑に挑み、防具一式を最適化し、夢の武器を解放する素材を追い求める流れが、狩りを数百時間に引き伸ばす。綿密な準備、共闘、パターンの習熟が目標と報酬を繋ぐ。恐るべき難度と grind は人を選ぶが、圧倒的なコンテンツ量と前進する手応えが粘り強い引力を保つ。
何倍にも増えた内容で、本作は狩りを長さと手応えの頂点へと押し上げる。数百の装備を作り、屈強な怪物を仕留め、果てしなく協力する時間は、数百時間に及ぶ。PSP時代の頂点たるこの巨大な太っ腹さが、狩り好きが飽くことなく育てる寿命を差し出す。