Monster Partyのレビュー
本作は互いに何の関わりもない想像世界から、生き物たちをかき集めてくる。食虫植物、蝙蝠、死者たち。そして死に際に言葉を残す不条理なボスたち。背景は星空、血に染まった屋内、抽象的な通路を行き来し、棒を持った少年とこの顔ぶれとの落差こそが、本作の異様さのすべてだ。
伴奏はこの食い違いを最後まで押し通す。血に染まった場面に陽気な繰り返し、歪んだ姿の生き物を前にした祭りの動機、前触れのない調子の切り替え。見えているものと聞こえているもののこの不一致は、作りの粗さではなく、この作品の原理そのものだ。