MotorStorm - Arctic Edgeのレビュー
豪奢な風景のなかのオフロードレース、跳ね上がる泥、まばゆい自然光──本作は、荒々しい美しさの車両のカオスを広げてみせる。地形の変形と演出のエネルギーが、息をのむ生命力をつくる。躍動的で丁寧なこの視覚演出は、本機の見せ場であった。
選曲は雪との対比で組み立てられる。歪んだギター、電子の低音、圧縮された太鼓が、凍てついた広がりを模す長い残響とともに混ぜられる。もっとも印象に残る手は、雪崩が迫ると音楽が退き、地鳴りだけが場を占めるという扱いだ。