Muramasa Rebirthのレビュー
動く浮世絵のように描かれた封建時代の日本は、桜、社、戦場を、心を奪う絵画的繊細さで広げてみせる。刀のぶつかり合いが、生きているかのような背景の上に、流麗なアラベスクを描く。ヴァニラウェアが再解釈したこの伝統美は、いまも2D表現の頂のひとつであり続ける。
崎元仁とベイシスケイプの手による音楽が、和の伝統楽器とオーケストラを織り交ぜ、封建時代の浮世絵のような美しさを生む。どの国も、どの剣戟も、心奪う旋律の律動に命を吹き込まれる。洗練され異郷の趣をたたえたこの音の豊かさが、作品の豪奢な美意識を昇華させる。