Ninja Commandoのレビュー
本作は二つの想像世界を、和解させないまま重ね合わせる。伝説の忍びが近代の機械と渡り合い、道中では往時の城も研究施設も等しく通過する。虎、竜、火の鳥への変身は一瞬だけ画面を丸ごと占め、そこでだけ絵は、他の場面では自らに禁じている大きさを許す。
曲は通る背景に応じて、伝統的な編成と電子の拍を交互に置く。おかげで音楽もまた、絵と同じ不揃いさを堂々と抱える。召喚の場面は明快な断絶で強調される。銅鑼の一打とそれに続く無音。この手つきが、わずか三秒に不釣り合いなほどの厳粛さを、しかも申し分なく効果的に与えている。