Out of This Worldのレビュー
ベクターのシルエット、ロトスコープのアニメーション、映画的な構図が、蠱惑的なまでに切り詰められたSFの物語を織りなす。表現の切り詰めは内容を痩せさせるどころか、敵意ある異星世界の奇妙さを際立たせる。1991年にして先駆的なこの簡潔な美意識は、喚起する力を損なわずに保つ。
ジャン=フランソワ・フレイタスが書いた曲は多くない。だからこそ記憶に残る。惑星へ落ちた瞬間の低い持続音、逃走の音形、そして決定的な場面にしか現れない友情の主題。それ以外の時間に聞こえるのは風と水と足音だけだ。おかげで音楽が入るたび、その一音が台詞と同じ重さを持つ。
自らの加速器によって物理学者は、言葉も掟も読み取れない世界へ放り出される。作品は彼に何ひとつ説明しない。語りはすべて画で行われる。格子の向こうで待つ影、繰り返される仕草、最後の一場面で差し伸べられる手。見知らぬ者との友情は、一言も発されないまま語り切られる。