Outer Wildsのレビュー
アンドリュー・プラーロウのバンジョーとアコースティックギターは、宇宙探査に思いがけない焚き火のぬくもりを与える。太陽系のどこかで宇宙飛行士たちがそれぞれの楽器を奏でるとき、音楽は感情であると同時に物語の糸となる。その宇宙的な憂い、優しく諦観をたたえた響きは、ほかのスコアでは支えきれぬほど真摯に終幕の啓示を担う。
二十二分、滅びゆく太陽系、そして道標は好奇心ただ一つ。武器も与えられた目的もなく、ただ積み重なる知識がやがてすべてを変える。知への考古学的な讃歌は、この媒体屈指の胸を打つ結末を届けてくれる。