Paranormasight: The Seven Mysteries of Honjoは2026年でも遊ぶ価値がある?
スクウェア・エニックスが純粋なビジュアルノベルに久々に挑んだ本作は、ジャンルの底力を思い出させる。80年代の東京、本所七不思議、そして全員が呪う者であり呪われる者となる仕組みは、今なお新鮮だ。交錯する物語は探求心に応え、マルチエンディングはずるをせず驚かせる。読むことを楽しめるなら、今でも純粋な推理の喜びが味わえる。展開には忍耐が要るが、超常の緊張感がほぼ途切れない。静かに優れた、切れ味の衰えない傑作だ。