Parodiusのレビュー
コナミによる奇天烈なシューティングのパロディ──タコ、ペンギン、いかれたボスたちが、けばけばしい色の奔流のなかで陽気な混沌をつくる。背景の不条理な創意と視覚的ユーモアが、エネルギーにあふれている。いかれて丁寧なこのグラフィックの遊び心は、ジャンルの心躍る逸品と称される。
心地よく不条理なコナミの音楽は、クラシックの名曲やグラディウスの主題を、途方もない創意のパロディのパッチワークへと作り変える。どのステージも、耳に残る旋律と抱腹絶倒の音楽的目配せで弾ける。陽気で名人芸的なこの音の遊び心が、このカルトなシリーズのはじけた魅力のすべてを成す。
コナミが自社のシューティングを、不条理なユーモアと色の奔流で茶化す——ペンギン、タコ、奇天烈なパワーアップが、絶え間なく画面を埋め尽くす。視覚的な狂騒の裏に、グラディウスの精神に忠実な、歯ごたえある横シューティングが潜む。色鮮やかでおかしく切れ味鋭い、目も引き金も喜ぶ、息抜きにうってつけの痛快なパロディだ。