Persona 4のレビュー
アートデザイン
音楽
シナリオ
全体を貫く陽だまりのような黄色、洒脱なインターフェース、副島成記による温かなキャラクターデザイン──本作は、楽天的なグラフィックのエネルギーを放つ。色彩の一貫性とポップな気品が、ほんの一場面さえポスターへと変える。輝かしく象徴的なこのアートディレクションが、シリーズの様式を見事に受け継ぐ。
再び目黒将司の手による音楽は、都市の憂愁を、陽だまりのようにファンキーなポップへと置き換え、平田志穂子の歌声に支えられる。名高い「Reach Out to the Truth」からより優しい主題まで、どの曲もクールで耳に残る熱量に弾ける。光に満ちて洒落たこの音の個性は、いまもJ-RPG屈指の愛され作であり続ける。
霧に沈んだ小さな町で、連続する殺人事件が、高校生たちをテレビの中の世界の只中での真実探しへと駆り立てる。捜査の裏には、ありのままの自分を受け入れること、そして己の影と向き合う勇気をめぐる、光に満ちた主題が潜む。温かく機知に富んだこの友情の物語は、今もジャンル屈指の愛され作だ。
昼は捜査を進め、友情を育み、夜は超現実的なダンジョンに潜る——カレンダーに刻まれた日課が宿り、後ろ髪を引かれながらしか離れられない。謎を解き、ペルソナを合体させ、絆を深めることで目標が絶えず生まれる。ダンジョンはやや変化に乏しいが、この温かな雰囲気と時間のシステムには稀有な吸引力がある。
殺人事件の捜査と高校生活の日常を織り交ぜる本作は、絆を結ぶことが、超現実的なダンジョンの探索と同じくらい大切なJRPGを描く。暦、合体させるペルソナ、複数の結末が、一日一日を数十時間にわたって味わうよう誘う。社会シミュレーションと戦闘のあいだにあるこの豊かさが、JRPGの古典という根強い評価を生む。