Phantasy Star Online Episode I & IIのレビュー
ラグオルは色の段階として下っていく。青空の下の飽和した緑の森、燐光を放つ紫の洞窟、表示灯に照らされた金属の灰色の坑道、冷たい青の遺跡。降りるたびに主調色がまるごと入れ替わるため、いまどの深さにいるかは画面の色味だけで読み取れる。
楽曲は部屋の中身に応じて実時間で組み替えられる。敵がいれば層が一枚加わり、掃討が済めば退く。その継ぎ目は気づかれない。したがって音楽は探知装置として働き、通路の相対的な静けさが、そのまま信頼できる情報になる。
ラグオルでのレアアイテム探しは終わりのない周回となり、伝説の武器は長時間のファームの末にようやく手に入る。十二のクラス育成、二つのエピソード、Xbox Liveの四人協力が幾度も挑戦へと誘う。オンラインアクションRPGの先駆けとして、理想の一品を求める熱が尽きない奥深さで今なお名を残す。