Pokemon Puzzle Challengeのレビュー
ブロックの記号は生き物の属性から借りられ、単なる色の代わりに、積みが速まっても見分けられる図像が置かれる。画面脇の列では、対戦相手の肖像とその手持ちが試合の流れに応じて反応し、悔しがったり勝ち誇ったりする。ふつうは顔を持たない分野に、顔が与えられている。
連鎖が段を上がるたび、上行する短い吹奏が流れている曲に重ねられる。曲そのものは途切れないので、長い連鎖は曲の切り替わりではなく褒美の積み重なりとして聞こえる。選ばれた音色は鈴や短い音といった澄んだものばかりで、生き物の録音された鳴き声が濁らずに前へ出られる。
ポケモンの装いの裏に、入れ替え型パズルの傑作の一つが潜む。タイルを揃え、連鎖を起こし、相手をブロックの下に埋めるのだ。操作の速さと先読みが、一人でも対戦でも病みつきの緊張を生む。『パネルでポン』の発想はその妙味を少しも失わず、今もなお小気味よい逸品であり続けている。
愛らしい見た目の裏に、屈指の神経戦パズルが潜む。ブロックを入れ替えて三色をそろえ、連鎖するコンボを巻き起こすのだ。トレーナーとの対戦はすぐに息詰まる一騎打ちとなり、一度の連鎖がすべてを覆す。つかむのは易しく、極めるに底がない。触れた瞬間から夢中にさせる。
ブロックを素早く入れ替えて三色をそろえ、連鎖コンボを誘発する――その張りつめたリズムからはなかなか離れられない。せり上がる山、増す切迫、決まるたびに緊張を蘇らせて終わりを先送りにする連鎖。ポケモンの衣の下には、本機屈指の歯ごたえあるパズルが潜み、一人でも対戦でも人を掴む。