Pokemon - Edicion Rojaのレビュー
ここで絵の力が最も注がれるのは戦闘画面だ。二体は向かい合う枠に収まり、手持ちは背中から、相手は正面から描かれる。この配置のおかげで力関係が即座に読める。最初に選ぶ三体は、しゃがむもの、立ち上がるもの、身を丸めるものというように、何よりも姿勢で見分けられるよう描き分けられている。
マサラタウンの静けさから過剰なまでの戦闘曲まで、増田順一の楽曲は、ひとつの世界をまるごと人々の記憶に刻み込んできた。シオンタウンの凍てつくような旋律も、勝利のファンファーレも、消えることがない。稀有な喚起力を持つこの礎たる原曲は、幾世代もを刻印してきた。
一匹を捕まえ、レベルを上げ、図鑑を埋めていく――その短期目標の循環は、本当の意味では決して止まらない。戦うたびに経験値が入り、道ごとに未見の種が潜み、バージョン間の交換がさらに先へと探索を促す。テンポには時代を感じ、作業感も否めないが、この収集の旅は今も抗いがたく引き込む。
百五十一の生き物を捕まえ、八つのジムを打ち破り、チャンピオンの座に就くことは、カントー地方の旅のほんの一部にすぎない。図鑑の完成、バージョン限定の交換、手持ちの調整が、物語をはるかに超えて冒険を引き延ばす。一大現象の原点である本作は、その伝説的な寿命を、絶えず「もう一回」を誘う収集の探求に負っている。