Pop'n Music 12 - Irohaのレビュー
ポップンミュージックの第十二作『いろは』は、和風の装いで際立つ。墨の書、花の文様、着物、浮世絵が、パッケージ、メニュー、一部の登場キャラを彩り、シリーズ常の雑多な彩りと対をなす。おなじみの大きな丸ボタンの下で、この伝統の幕間が、普段は騒々しいこの手の遊びには稀な、静かな品位を作に与える。
色とりどりで陽気な選曲は、J-POP、アニメ、そして無数のジャンルから曲を拾い、色つきのボタンをリズムに合わせて叩かせる。どの曲にも固有のテンポと個性があり、弾けるような熱量で正確さに報いる。コナミのリズムゲームの柱であるこの音楽の坩堝は、抗いがたいほど心躍る。
パーフェクトスコアを追い求める気持ちは、わずかな点のために同じ曲を何度でもやり直させる。とんでもなく多彩な選曲と自分への挑戦のあいだで、一回のプレイが次を呼ぶ。音ゲーの核心たるこの自己超越への衝動が、疲れだけが止められる寿命を約束する。