Pop'n Music 13 - Carnivalのレビュー
『カーニバル』は、第十三作を縁日の趣に置く。花飾り、回転木馬、紙吹雪、けばけばしい色が操作画面と背景を埋め尽くし、もともと雑多なシリーズの陽気さを極限まで押し上げる。この日のために仮装した新顔のキャラが、絶えず続く祭りを賑わせ、どの画面も動きにあふれる。陽気な俗っぽさを過剰へと突き進める一作だ。
色とりどりで陽気な選曲は、J-POP、アニメ、そして無数のジャンルから曲を拾い、色つきのボタンをリズムに合わせて叩かせる。どの曲にも固有のテンポと個性があり、弾けるような熱量で正確さに報いる。コナミのリズムゲームの柱であるこの音楽の坩堝は、抗いがたいほど心躍る。
隠し曲を解放する要素が、ポップのヒット曲から意外な一曲まで、ただでさえあふれんばかりの楽曲群に収集の楽しみを加える。やさしいものから正気を疑う難度まで、すべての譜面を極めるには、数えきれない練習がいる。この楽曲の太っ腹さと極めて高い技術の天井が、ほぼ尽きることのない再プレイ性を生む。