Power Strike IIのレビュー
続編は宇宙を離れ、地上の風景を異例の密度で描く。村、港、雪の山が自機の下を流れ、屋根や小舟まで見分けられる。人の住む地面と、それを攻め立てる無機質な機械との対比。この作品の見どころは、まずそこにある。
書法は前作より旋律に寄る。単なる循環ではなく、詩と繰り返しの形を持つ曲が並び、面の途中で調が変わる。雑音の声部は控えめに、盛り上がりの場面のためだけに取ってある。おかげで二つの旋律の声部には、互いに応え合うだけの余地が十分に残されている。
コンパイルが手がけたコンソール末期の名作で、この縦スクロールシューティングは一切容赦しない。密集する敵弾、絶え間ない波状攻撃、しぶといボスが、研ぎ澄まされた反射神経と弾幕パターンの記憶を等しく要求する。武装の選択と温存は、わずかなミスが一機を奪う以上、死活問題となる。厳しくも均整の取れた本作は、スコアラーにとってマスターシステム屈指の傑作であり続けている。