Rayman 3 - Hoodlum Havocのレビュー
ポップな色彩、伸び縮みする造形、そして愉快なほど不条理な舞台──その世界は、徹底して振り切ったカートゥーンの遊び心に満ちている。色とりどりの環境と表情豊かなアニメーションが、全編に漂うユーモアを支える。陽気で丁寧なこのグラフィックの奔放さは、時を経ても色褪せぬ輝きを保つ。
『レイマン3』の楽曲は、風変わりな折衷ぶりで異彩を放つ。ファンキーなグルーヴ、パロディめいたオーケストラの飛翔、フードラムの不条理な笑いに寄り添う奇妙なテーマ。音楽は各面をカートゥーン的な活力で彩り、ドタバタから壮大へと転じる用意がある。ミシェル・アンセルの世界さながら、悪戯っぽい伴奏だ。