Resistance - Retributionのレビュー
異星人の侵略に荒廃したアメリカ、冬の光、不穏な生き物たち──FPSが、暗い説得力の終末後の世界をつくる。キメラのデザインと絶望的な空気が、絶え間ない緊張を強める。丁寧で雰囲気に満ちたこの視覚演出が、胸を打つ戦争SFを引き立てる。
管弦楽は暗い塊として動く。低い金管が不協和な二度で擦れ合い、弦は極端に低く保たれ、男声合唱は装飾ではなく脅威として使われる。キメラの主題は弱音器を差した金管で戻るため、敵は画面に現れる前に耳へ告げられる。
ジェイムズ・グレイソンは最悪の入口から抵抗軍に加わる。感染した実の兄弟を自らの手で撃たねばならなかった。その咎を彼は任務から任務へ引きずっていく。占領下の欧州を奪い返す物語は個人の贖罪として進み、解放された村よりも清算できない喪の重さが勝る。