Rezのレビュー
ワイヤーフレーム、ネオン、純粋な形が音楽の律動に脈打つ世界──映像と音は、もはやひとつに溶け合う。デジタルアートを受け継いだこの共感覚的な抽象が、シューティングを催眠的なトランスへと変える。稀なる大胆さをもつこのミニマルで脈動する作風は、損なわれぬ新しさを保つ。
撃つたび、当たるたびに、それが音符へと変わり、アクションとテクノを陶然とする共感覚のトランスへと溶け込ませる。アダム・フリーランドやケン・イシイといったエレクトロのアーティストに支えられ、音楽はプレイヤーの指先のもとで組み上がっていく。発売当時は先見的だったこの音と所作の融合は、いまも並ぶもののないカルトな体験であり続ける。
レール上の標的をロックオンし、拍に合わせて弾けるのを見届ける――一発ごとが音符となり、各ステージが音楽の高まりとなる。シューティングとリズムのこの融合は、ほとんどの作品が再現しえなかった陶酔をもたらす。抽象的で催眠的な水口の本作は見事に古びず、時の外にあるかのようで、操作すれば今なお感覚を揺さぶる。
ワイヤーフレームの世界を進み、撃つ標的が一つひとつ音楽に音符を加えていく——アクションと音が溶け合い、唯一無二の催眠的な体験となる。命中に同期して高まっていくリズムが、感覚的でありながら陶酔的なトランスへ誘う。様式化され、脈打ち、分類しがたい。遊ぶと同時に体感する音楽の旅だ。
音楽に合わせて標的をロックし、一発ごとに音が増し、景色が脈打つのを見る――そこには面を再び始めたくさせる感覚のトランスが生まれる。高まる強度とより良い連係を狙うことが、一回ごとに報いる。短く人によってはやや観念的だが、その作り手の選択を堂々と背負い、音と映像と操作の融合は人を陶酔させる力を保ち続ける。