River City Ransom EXのレビュー
北米版は日本の学園という枠組みを、西洋の郊外の風景へ移し替える。制服は街着になり、看板の文字は訳し直され、店の内装の表示も別のものへ差し替えられる。一方で人物の絵柄そのものは変わらない。同じ体つきと訳し直された環境との食い違いは、遊ぶうちに自然と目に付いてくる。
楽曲は街のロックと陽気な旋律を混ぜ合わせ、画面に映る荒っぽさとは裏腹の明るい音色を選ぶ。弾む低音、軽やかなギター、界隈をまたいで戻ってくる短い聴かせどころ。落ち着いた店内の曲は、とりわけ混み合う路地を抜けた後の息継ぎとして働く。