Rogue Legacyのレビュー
死んでも進行度を後継者へ受け継がせる、この発想こそが今なお引き込む土台だ。色覚異常から巨大化までランダムな遺伝形質がユーモアと意外性を保つ。ジャンプや攻撃は今求められる精度にやや欠けるが、短時間で繰り返すループは依然として手放せない。
死は終わりではなく血統の始まりだ。後継者は自分だけの特性を抱えて松明を継ぐ。時に滑稽で時に足枷となる。軽快な戦闘と走りを跨ぐ成長が敗北を和らげる。城が一部屋ずつ崩れていく様は、死すら甘く感じさせる満足を与える。
自分の挑戦を子孫へ受け継がせることが、死に独特の味を与える。後継者は時にとっぴな特性——色覚異常、巨人症、放屁——を持って生まれ、毎回組み替わる城の見え方を一変させる。貯めた金は血統を恒久的に強化し、失敗してもなお前進できる。この「役立つ死」の発想が、すぐ再挑戦へ駆り立てる。引き込む力は永続性と偶然の均衡にあり、裏面は本格的な強化の節目前に時に要る金貨稼ぎだ。