Saturn Bombermanのレビュー
ハドソンはここでシリーズのドット絵を頂点まで押し上げた。丸みのある表情豊かなキャラ、動く小物で埋まったテーマ別の舞台、十人が同時に暴れても崩れない爆発の見やすさ。冒険モードは火山から氷原へと世界ごとに色調を一新し、恐竜の相棒がほどよい漫画的な軽さを添える。
舞台ごとに専用の小唄が用意されている。軽快なチップチューンの旋律が音源の余裕を得て、弾むような金管と打楽器が明るい緊張を生む。残り時間が減ると速度が一段上がり、終盤の混乱そのものが一曲になる。大勢で囲む夜のための、耳から離れない音楽だ。
強化アイテムだらけの盤面で爆弾を仕掛け、相手を追い詰める――これは、とりわけ十人での、最も手軽な多人数の楽しみの一つであり続ける。申し分のない見やすさと混沌の均衡が、どのラウンドも張り詰めて愉快なものにする。一人用はまずまずだが、時代を超えたパーティの方程式は、初日と変わらず今もよく機能する。
爆発する迷路で相手を追い詰めるため爆弾を置く——このバージョンは、最大十人を心躍る混沌へ迎え入れ、多人数プレイの限界を押し広げる。作り込まれたアドベンチャーモードと、はじけたアリーナが、果てない笑いを約束する。即座の戦略、絶え間ない緊張、最大限の和やかさ。世代屈指、おそらく最高のボンバーマンだ。
爆弾を仕掛け、ボーナスを拾い、相手を隅へ追い込む——その駆け引きは一戦で飲み込め、すぐさまリベンジを誘う。十人対戦と丁寧に作られたキャンペーンが、毎ラウンドを痛快な混沌へ変える。一人では興が薄れるが、この生き残りの妙味は、複数人で遊んだ途端、ジャンル屈指の中毒性を放つ。
歯ごたえのあるアドベンチャーモードの先で、この『ボンバーマン』は、最大十人同時の爆発的なマルチプレイで輝きを放つ。熱狂的な対戦は、多彩なアリーナとパワーアップに支えられ、仲間とのあいだで果てしなく新たになる。本機におけるマルチの頂点たるこのお祭り的な太っ腹さが、パーティゲーム好きが大切にする長寿命を支えている。